ワインの気分だからボトルを開けたけど、結局1杯しか飲まなかった。。。友人との食事で2本目を開けたけど、飲みきれなかった。そんな経験は、皆さんにもあるのではないでしょうか。そんなとき思うのが”この余ったワイン、どうしよう。。。捨てるのはもったいないし。。。”そんな悩みをお持ちの方へ、開封済みワインの保存方法をご紹介いたします。


一度コルクを開けてしまったワインは、酸素と触れることで酸化が進むこと、また周囲の臭いが移りやすくなってしまいます。酸化が進むとフルーティーな風味に変化が起き、酸味が消え、ワインは次第に色が変わり、味や匂いが変わり、最終的には飲むに耐えない状態になるのです。


では、酸化させない方法はあるのでしょうか?酸化の阻止は残念ながら現在のところ出来ないのですが、、ワインに触れる空気の量を減らすことで、酸化を防ぎ、酸化の進行をなるべく遅くすることはできます。その方法を見ていきましょう。


  1. コルク -  ワインボトルに蓋をすることは、酸素の出入りを防ぐためにとても重要です。ボトルのコルクが再利用できる場合は、それを使っても良いですし、ハマらない場合は、市販のコルクやワインを閉じるグッズを使っても良いでしょう。(※発砲ワインには、専用の物が必要です。)この方法で、まずは空気が入ることを防ぎます。 
  2. 真空状態にする ボトルに蓋をすることで、空気が入ってくることは防げますが、残念ながら、ボトルの中には入っている空気はワインに触れている状態です。市場には、ワインボトル内の空気を抜き、真空状態にしてくれるグッズが売っています。それらを使うことによって、空気とワインの接触を最小限に抑えられ、ワインの寿命を伸ばすことができます。
  3. 冷蔵庫に入れる - 温度が低いと、ワインの酸化と劣化のスピードが遅くなります。白ワインの場合は、ボトルに蓋をした状態で冷蔵庫にいれて保存してください。

    赤ワインの場合は、家の気温と、飲むタイミングによって冷蔵保存するかどうかが決まります。

    1-2日以内に飲む予定があるようでしたら、冷蔵庫にいれずに、常温で置いておいて良いでしょう。2日以上おく予定でしたら、冷蔵庫で保存することをオススメします。ただ、赤ワインは、通常適正温度が高めなため、飲む数時間前に冷蔵庫から取り出し、適正温度に戻す必要があります。
    (ワインの適正温度に関しては、 こちらの「最適温度でワインを一番美味しく飲む方法」の記事をご覧ください。).
  4. 容器の入れ替え -  ワインボトルに半分以下しかワインが残っていない場合は、可能な限り小さな容器に移し替えることをおすすめします。容器が小さいほど、酸素の量が減るので、酸化を防ぐことができます。


開封済みワインって、何日くらいもつの?

ワインによって、酸化のスピードが違うので一概には言えないのですが、フルボディや酸味の強いワインは、酸味が弱いものや、軽めのワインに比べて酸化の進みが遅い傾向にあります。また、ワインのアルコール度数によっても変わります。アルコール度数と糖分が高いほど、開封後の寿命が長くなります。

一般的に開封後2−3日は、どんなワインでも問題なく飲めるようです。フルボディワインは、保存状態がよければ、1週間経っても飲めるそう。さらに、スウィートワインやパッシート、リキュール系ワインになると、3,4週間経っても飲むことが可能です。


3日以上経ったワインは、捨てるしかないの?健康に害あり?

おそらく、ほとんどのワインは3日以上経っても飲めると思います。ただ、風味や香りは格段に減少することは覚えておいてください。体に害があるわけではないので、風味が極端に落ちている場合は、料理酒として使うことを推奨します。肉を煮込んだりして、それに合う新たなワインを開けても良いですね。


開封済み発泡ワインの保存方法は?同じ方法で良いの?

スパークリングワインには、ペルラージュ(発泡ワインのグラスから湧き上がるシュワシュワを指す)を失わないようにする専用コルクが市場に出回っています。また、スパークリングワインは冷やして飲むことが多いので、冷蔵庫で保存する方法が最適といえるでしょう。(こちらの記事をご覧ください 最適温度でワインを一番美味しく飲む方法).


ヨーロッパに伝わる開封済みワインにスプーンでキャップをする方法、本当なの?

ヨーロッパ版おばあちゃんの知恵ですが、、、科学的根拠はないようです。気になる方は、こちらのサイトで詳細をご覧ください(イタリア語のみ)→Dissapore



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