ワインはブドウから出来ているということは、皆さんご存じかと思いますが、家庭で美味しくいただくあのブドウをワインに変えるには多くのステップが必要です。この記事では、たくさんあるステップのうち最初のステップであるブドウの収穫について紹介します。

イタリア語で収穫はRaccolta(ラッコルタ)と言います。しかし、さすがワインの国!「ワインにするためのブドウの収穫」を意味するVendemmia(ヴェンデンミア)という単語が存在するのです。ここでは、このヴVendemmiaについてお話しします。

ワインを作るにあたり、一番最初の作業、それが収穫です。しかし、同時に大切に育ててきたブドウ園での仕事の終わりでもあります。冬と春に手間隙かけてかけて育てたブドウを台無しにしないように注意しなければいけない瞬間です。

「ワインはワインナリーでつくるのではなく、ブドウ園で作られている。高品質のブドウから高品質のワインが生まれる。」


とワイン製造をしている友人が語るように、高品質のワインをつくるためにかかせないブドウは、一年を通して剪定、土の管理、水分の調整等丁寧に育てられます。


収穫時期は通常8月下旬から10月下旬です。ワインの種類に応じて、適宜成熟度の合ったブドウを収穫します。


ブドウは、熟すにつれ糖分が増加し酸が減少するため、酸味が必要な白ワイン、特にスプマンテのようなスパークリングワインを作るする場合は、比較的早めの8月下旬に収穫されます。

一方、よりフルボディで複雑な構成のワインに仕上げたい場合は、深みに命を吹き込む糖分が必要になってくるので、もう少し熟成させてから収穫を行います。さらに、デザートワインのような甘いワインを作るためには、さらに糖分が豊富なブドウが必要なので、収穫の時期をさらに遅らせるのです。

単純にカレンダー通りに収穫時期が決まるはずもなく、その年の気候、生産されている土地、ブドウの種類など、多くの要素によって収穫時期が決まります。私たちのテーマ、「Keep wine simple」という使命に従い、ここでは簡潔に収穫について書いているので、さらに詳しいことが知りたいかたは、こちらからどうぞ→Link

収穫方法: 現在、2種類の収穫方法があります。

機械を使った方法 - ブドウ収穫機を使い、枝を振って房を落とす方法

手で収穫する方法 - 房は収穫バサミで丁寧に収穫され、収穫箱に入れられます。


手作業による収穫は、機械をつかったものに比べると、コストも時間もはるかに多くかかります。しかし、目で見て収穫することにより、カビや欠陥のないブドウを一番良いタイミングで収穫できるため、より高品質なワインが生まれるのです。

どちらの場合も、収穫されたブドウはワイナリーに運ばれ、ワイン醸造の次のステップに進みます。これについては、記事で説明します。


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